赤い指 [ 東野圭吾 ]


赤い指 [ 東野圭吾 ]

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講談社文庫 東野圭吾 講談社加賀恭一郎 新参者 発行年月:2009年08月 予約締切日:2009年08月05日 ページ数:306p サイズ:文庫 ISBN:9784062764445 東野圭吾(ヒガシノケイゴ)1958年、大阪府生まれ。大阪府立...


気になる口コミレビュー・コメント!

  • 早い到着に感謝!!また買いに来ます!!!
  • 複雑な親子関係を紐解く・・
    なかなか深い話です
  • テレビドラマを先に見てしまいました。

    やっぱりイメージが付いてしまいます。
  • ★オフィスにいた前原昭夫の元に、妻の八重子から「早く帰って来て欲しい」と電話が入る。

    ★前原にとって、「家庭」は安らぎを与えてくれる場所とは言い難い存在になっていた。
    同居している義母を重んじる夫をなじり続ける八重子。

    ★親和性に欠ける前原夫妻の一人息子、直巳。
    前原は家路を急いだ。
    自宅の庭に投げ出された黒いビニール袋からは、白い靴下を履いた小さな足が出ていた。

    ★昭夫は息子のために事件の隠ぺいに取り掛かる。

    【お勧め度】★★★★
    加賀恭一郎シリーズ7作目の作品です。
  • これも正常に育たなかった子供が犯した罪を庇う一家の話
    「赤い指」タイトルの謎、加賀父子の関係の謎等々が終盤に解ります。

    ラストは東野節炸裂です。
    結構年代的にも身に詰まされました
  • ゆっくり読もうと考えてたのに一気読みしてしまいました(^-^;
    なかなか面白かったです。

    特に今回は加賀恭一郎とお父さんとの関係も絡んで読めて良かったです。
  • 事件シーンから話が展開し、その内容は陰鬱で読んでいくと、気分もとても沈んでいきます。
    加賀刑事の活躍のシーンも余り出てきません。
    暗い気持ちになりながらも、読み続けてしまうのは東野さんの巧みさなのでしょうか。

    後半になると、犯人と加賀刑事のそれぞれの家族の関係が焦点になり、いっきにひきつけられるように読みました。

    映像化されたドラマも見ましたが、陰鬱な点のインパクトが強すぎます。
    子供たちには見せたくなかったので、夜中に一人で見ました。

    小説は★4つ、だけどドラマ★3つってとこですかね。

    加賀シリーズが好きだけど、ドラマをみて読む気をなくした人は、読んでみる価値はあると思います。
  • 装丁本でこの作品は読んでました。
    東野圭吾の作品としては「レイクサイド」系統かな。
    内容は書けないけど中盤まで男の子を持つ母親として、「ありえない! なにこの母親!妻としてどうなの!」と文句をいっぱい思った。
    まぁ東野作品はこのような展開で最後の悲しいエンディングに向かっていくのですが・・・日常そこらにある普通の家庭で起こった「有り得ない出来事」で恐いです。
    文庫本化で再び読んで、やっぱり東野圭吾はすごい力量だなと思いました。
  • 加賀シリーズの第7の事件。

    最初は重くてガマンして読んでいたのですが、最後は家族のいろいろな在り方を考えさせられてまして、読んで良かったと思いました。
  • 今の時代なら起こりうるような事件です。
    親とか子供とか問題をかかえてる家族には人ごとじゃないと思わせる内容でした。
  • 最初の1/3は我慢です。
    正直最初は買わなければよかったとちょっとブルーな感じになります。
    世の中こんな人間がいるのかとおもって・・・。

    でも、途中から、推理の部分が出てきてそうなるととたんに面白くなる。

    人間悪いところばかりじゃないって思える内容に終わるので最終的な感想は買って正解。
    東野ファンになってしまいました。
  • ミステリーというよりはヒューマンに近いと思いました。

    加賀の親族や一般家庭にある問題点に焦点を当てている作品です。

    シリーズを読んでいる方にはお勧めです。
  • 最近は東野作品にはまっています。
    読み出すと引き込まれて、あっという間に読んでしまいます。
  • 最近は東野作品にはまっています。

    読み出すと引き込まれて、あっという間に読んでしまいます。
  • たまたまこれの前に「眠りの森」を読んだので、時間の経過を感じました。

    いずれ自分も経験するであろう、どこの家庭にもありそうな闇を見事に描いています。

    やりきれない想いで読み進めましたが、不思議と読後感は悪くありません。

    加賀ファンはもちろん、そうで無い方にもおすすめします。


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